*聖山について
聖山(ひじりやま)は、長野県長野市大岡(旧 更級郡 大岡村)と東筑摩郡 麻績村(おみむら)の境に位置し、聖高原の一角を成す標高1447mの山です。

古くから修験道の山として知られ、熊野権現の導きにより、木こりと山を切り開き、聖山で修行を続けた学道聖人の逸話が伝えられています。

ある時、日照りで困っている村の人々のために祈ったところ、熊野からの水玉を授かり、その水玉を下ろした地に水が湧き出しました。干害から村人を救ったこの聖人は「学道さま」と呼ばれ親しまれています。

その地は、山頂近くの樋知大神社(ひじりだいじんじゃ)境内の「お種池(おたねいけ)」として残され、今でもなお一年中絶えることなく、こんこんと清らかな冷たい水が湧き続けています。

 

*聖山-nuur-について
聖山-nuur-は、聖山の中腹(標高1070m付近)にある森の中のサンクチュアリ。持続可能な“懐かしい未来”に向けて生きる人々のためのスペースです。滞在型のメディテーションセンターを軸として、人が森に還り、自然の一部として在る暮らしを創造し共有していきます。